福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   定例会報告書


第192回 福島県北地区障がい福祉連絡協議会定例会報告書

日 時 2024年4月25日(木) 10時00分~12時00分

場 所 ZOOM

参加者 大萱荘:渡部、ボネール:谷野、ろんど:丸子・武田、HANA:鈴木、福島市手をつなぐ親の会:佐藤、きらら:黒田、青松苑:石添、静心園:野地、なのはなの家:武士、ぽけっと:吉田、父の夢:国分、新おおぞらの夢:岡崎、もちずりワーク:
千葉、父の夢:古川、大生信夫の里:木戸
・会員数 52

〇前回議事録修正事項(古川さんより)
・BCP未作成減算について。
前回、10%とお伝えしたが、通所1%、入所3%の誤り。
・福祉医療機構(WAMネット)への、事業所情報公開未報告減算について。
入所10%、通所5%の減算。
注意 未報告が分かった時点からの減算ではなく、4/1に遡って減算となるので要注意。

議題
①18次アンケート報告(木戸)
・個人の報告 4/19 自由記述 4/22 メールにて送付済。確認をお願いしたい。
自由記述について(岡崎さんより)
カテゴリー分けをした。「その他」のところで、事業所名や固有名詞の記述があったもの
をそのまま記載したが、あまりよろしくないような気もする。確認いただきご意見いた
だきたい。ページ数は記載します。
・提言について(渡部さん)
例年、一度会長が作成したものを役員で確認し、意見もらっていた。今年もその流れで
継続的なものはそのままでよいと思う。
②総会資料の確認(木戸)
・次第について。
司会(黒田さん)、開会、閉会挨拶(佐野さん)、議長(岡崎さん)、監査報告(千葉さん)
議事録署名人(渡部さん・吉田さん)にお願いした。
・会計書類
丸子さん作成中。5/7に会計監査実施する。(5/7メールにて送付済)
・行政説明 11:00~11:20 福島市障がい福祉課 大泉課長 鈴木係長(菊池さんに変更5/10)
11:20~11:40 伊達市社会福祉課 佐藤陽一課長(4/1異動となった) 二階堂係長
11:40~12:00 質疑応答
資料あれば事前にいただけるようお願い済。
・上程議案書
前年度と同様に作成した
・第一号議案(事業報告)
古川さん、舟山さんが出席した各審議会、委員会の報告書ついています。
・役員名簿にHANA鈴木さんを追加し、追加資料とする。
(鈴木さん)「慣れていないのでいろいろ教えて下さい」
(丸子さん(ろんど))「精神の事業所参加を増やしていきたい。今後ろんどサビ管
武田さんも定例会に参加することもあるのでよろしくお願いします」

情報交換
〇 大萱荘(渡部)
・利用者さんで作る自治会の総会を開き、会長、副会長等決めた。
・感染症は落ち着いており、外出活動も始めた。
・グラウンドの桜をライトアップし地域の方にも開放したが、初日は寒く人手がなかった。来年も企画したい。
〇 ボネール(谷野)
・ 感染者なく落ち着いて活動できている。
・ 数班に分かれお花見実施。
・ 4/23 NPO法人役員会開催。
ボネール祭りやチャリティーコンサートについて協議し、今年もチャリティーコンサートをやることにした。今後は、お祭りとコンサートを交互にやっていくこととなった。
・10月に利用者さんとディズニーランド(またはシー)に行く予定にしており、積立をしている。支援学校卒業生は、在学中ずっとコロナ禍だったので楽しい思い出が少ない。このような機会を本人、家族ともに楽しみにしている。
〇 ワークショップろんど(丸子) サビ管武田さん同席。
・ 会計資料遅れていてすみません。
・花見レク行った。感染症はでていなので、このまま感染対策実施していく。
・報酬改訂の伴う変更届の準備に追われている。
4月に職員1名入職。7.5:1 → 6:1 の配置に変更する。
平均工賃は、算定方法が変わったことが良い方に作用し、¥10,000前後 → ¥15,700になり、今までよりも高い区分で算定できるようになった。食事提供加算取得について、以前古川さんからご教示うけた3つの要件について見直し行った。BMI、喫食量を確認することについて利用者さんに承諾もらっているが、教えたくない人については、そのやり取りを個別支援計画に記録として残すことが大事。
・支援センターひびき Ⅰ型からⅢ型に変わった。経営的なこともあり、障連協は今年脱会させていただきたい
〇HANA(鈴木)
・平均工賃の算定方法が変わったことで、ひとつ高い区分で算定できるようになった。(¥10,000未満 → ¥10,000~¥15,000の区分)
・目標工賃達成指導員は未配置で、支援員のみの配置とした。
・花見に行ったが開花していなく、再度別日に散歩しながらお花見した。
・飯坂の農園にて、初の施設外就労を行うことができた。
初日、2日目と楽しそうにしていた利用者さんも、日を追って疲れが見えるようになった。体調に配慮しながら行っていきたい。
〇手をつなぐ親の会(佐藤)
・4/22 理事会行った。その際、口腔ケアについて話をした。家族の役割はもちろんだが、
事業所での正しい仕上げ磨きも大切だと思う。
誤嚥性肺炎等を防止するうえでも、口腔ケアの重要性を皆さんで考えてもらいたい。
出前講座などを利用して、職員さんも指導を受けてもらえたら嬉しい。
・5/13 福島県手をつなぐ育成会研修会(県社協にて)
テーマ「強度行動障がいについて」 講師 小島幸子さん。
事前にお知らせした際は、会員となり、1000円の参加費が必要とお話ししたが、七宮会長にも確認し、誰でも参加可能となったので多数参加し強度行動障がいについて理解を進めてほしい。会員になるメリットとしては、助成金がでたり(その助成金でリンゴ狩りができたり)
車両の寄贈等もあるので、是非県連の会員になっていただきたい。
〇きらら(黒田)
・報酬改定についてよくわからないところもあり確認している段階。
・感染症はない。
・桜開花にあわせドライブに出かけている。ゲームなどもやれて久しぶりに盛り上がれてよかった。
〇青松苑(石添)・
4/1人事異動。野地さんと交代となった。宜しくお願いします。
・報酬改訂により変更届提出に追われている。職員体制 2:1 → 1.7:1 に変更。
・花見実施。今年は5年ぶりに家族(約20名)にも参加していただくことができた。一年間を振り返るスライドショーなども上映し楽しんでいただいた。
・5/15 監査が予定されている。
〇静心園(野地)
・4月より異動となり、石添さんと交代となった。宜しくお願いします。
・報酬改定の申請でバタバタしている。
・利用者、職員にコロナ感染者がでたこともあり外出できない状況だったが、少しずつ外にでて活動できるようになってきた。花見については、家族参加はなしとし、利用者と職員のみで楽しんだ。
・5/22 監査が予定されている。
〇なのはなの家(武士)
・4/12 花見を実施。その後、9名がコロナ感染となってしまった。花粉症に似た症状(鼻とのどの違和感のみ)だったこともあり、対応が遅れてしまった。
〇ぽけっと(吉田)
・4/2~4 エコクラフトのワークショップを4年振りに開催。
・4/10 ファクトリーと合同で花見を開催。
・4/18 あづま運動公園にウォーキングに出かけた。
・4/21 安達道の駅下りにてマルシェ開催。
・4/24 瀬上クリニック内にてマルシェ開催。
・提言については、バリアフリー、共生社会、合理的配慮の推進と周知をお願いしたい旨を盛り込んで欲しい。
〇父の夢(国分)
・利用者さん1名入った。感染者いません。
・いくつかのグループに分かれお花見に出かけた。
・報酬改定に伴う書類整備行っている。運営規程に、意思決定支援に対する取り組みを入れる作業を行っている。人員配置1.7:1 →1.5:1 に変更。
重度支援加算等についても、要件満たし取得していきたい。
〇新おおぞらの夢(岡崎)
・コロナ感染者でてしまった。38度以上の熱発者が9名ほどいた。換気や消毒等の対策をしっかりしていきたい。職員には、毎朝キッドで確認してから出勤してもらっている。
10名以上の感染者がでた場合は、「始まり」と「終わり」の報告書(様式あり)を行政に提出する必要がある。皆さんのところでも発生した場合、提出してください。
・少人数のドライブでの花見を行った。
・報酬改訂については、いい面もあれば悪い面もある改訂となったように思う。
就労については、平均工賃の算定方法が変わった点はよかった。福祉専門職員等配置加算については、生活介護はⅠとⅢが一緒にとれるようになったのに対し、就労は取れないことがわかり残念。
目標工賃達成指導員についてもハードルがあがったように思う。前年度の目標工賃額の変更も、国では「変更可能」としているが、福島県、市ともに「変更不可」ということを確認した。対応が自治体で異なるので注意が必要と思った。
・カラーの夢が開所にしたことで利用枠に空きがでたところがあるので、今後実習生の受け入れをしていきたい。
〇もちずりワーク(千葉)
・職員、職員家族等にコロナ感染あった。1月に感染者出た時は、岡崎さんの話にあった報告を行政にした。
嘱託医に、あと1年やっていただけることとなり、ドクターの後任を探さなくてもよくなり安心した。担当ドクターが感染症に詳しいので、空気の流れ等についてもアドバイスもらいながら対応していく。
・花見と外食を兼ね、郡山(メヒコ)に行った。フラミンゴを見ることができ喜んでもらえた。
・報酬改定については、グループホームにとっては残念な改訂となった。人員配置を守りながら運営していくしかないが、重度の入居者が多いため、職員体制を手薄にすることもできず悩ましい。
・今回変更になる点について、保護者説明会を実施。90才になる保護者の方も来てくださった。4/1より、相談支援の窓口が地区ごとに変わったことについても説明した。12月に「相談員を付けて欲しい」と相談した人にもまだつけてもらえていない現状がある。
〇報酬改定について(古川)
・3/29 Q&A V1公表され、4/5 V2が公表された。読み込みをお願いしたい。
・自治体で運用に違いがある(国はいいというが、市町村はダメという)場合がある。
不明な点は福祉監査課に確認するようにしてほしい。
・4/1より、相談窓口が地区制に変わった。
① けやきの村 (飯坂・北信・茂庭地区)
② 清心荘 (清水・吾妻・信陵地区)
③ ステップアップつばさ (吉井田・西・土湯・信夫・杉妻地区)
④ リアン (渡利・東部・大波・蓬莱・飯野・立子山・松川地区)
⑤ くるみ (本庁地区)
⑥ 児童:こじかキッズサポート (市内全域)
地区制となった理由
・移動が広範囲にわたり、障がい特性の区分けでは、近い地域の方への対応ができないことがあった。地区担当とすることで、どんな種別でも受けることができるような支援体制となった。
・正式名称「福島市障がい者相談支援事業」指定特定とは異なる。(指定特定=サービス等利用計画を作って福祉サービスに繋げるもの)
・相談員の質を高める必要があると同時に、移動時間やメンタル的にもきつい仕事なので、皆さんで優しく見守って欲しい。
・生活介護の時間区分について。その方にとってやむを得ない場合は時間をプラスしてもよいとなっている。強度行動、重度、視覚障がい等の方が考えられる。しかしその方々によって必要な時間は異なるので、一律な時間配分でよいのか疑問がある。ひとりひとりがその一日を大切に過ごすわけなので、時間区分での報酬ではなく、一日単位での報酬にしていくべきであると今後も意見をあげていきたい。
・時間をプラスする際は、個別支援計画書にプラスする理由(配慮時間)をしっかり記録に残す必要がある。(例 支援にかかる協議・うちあわせ等として〇時間プラス等)
記録を残すことで監査対応にもなる。
・長時間のサービス・・・・報酬は高くなる 長時間労働で職員は疲弊する、利用者も疲れる
報酬が下がる・・・・・・運営が厳しい 職員の離職が進む 募集も難しい
事業所の減少、廃止につながる
・報酬を時間区分でやることで運営がますます厳しくなるということを、提言の中に入れ、皆さんで現状を打開できるよう声をあげていきましょう。
〇大生信夫の里(木戸)
・気温が高くなりトマト販売順調。
・近隣の農園さんからの依頼も増え、施設外就労も多くなってきた。
・職員2名、コロナ感染あった。花粉症に似た症状だった。
花粉症の利用者さんが多く、窓を開けられない状況下があったため換気が不十分だったかも知れない。
・5月中旬、職員総会予定している。令和5年度の各事業所の活動、運営状況、6年度の計画等について職員全員での共通理解を図る。
・施設修繕、車両故障等が増えてきた。車両故障は送迎にひびき困っている。
・福島交通のバスを利用した乗車体験を計画したい。時期については現場と相談しながら取り組みたいと思っている。
以上

次回:5月23日(木)10:00~総会
記録:大生信夫の里:木戸

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