福島県北地区障がい福祉連絡協議会
福島県北地区の障がい児者の意向を福祉行政に反映させることを目指して
   定例会報告書


第193回 福島県北地区障がい福祉連絡協議会定例会報告書

日 時 2024年6月27日(木) 10時00分~11時50分

場 所 ZOOM

参加者 大萱荘:渡部、ボネール:谷野、ろんど:丸子、HANA:鈴木、福島市手をつなぐ親の会:佐藤、きらら:黒田、なのはなの家:佐野、ぽけっと:吉田、父の夢:国分、新おおぞらの夢:岡崎、もちずりワーク:千葉、父の夢:古川、カラーの夢:五島、大生信夫の里:木戸
・会員数55(地活ひびきの会退会 カラーの夢加入、大生信夫の里3事業所加入)

〇福島市いきいき推進委員会権利擁護部会(市社協指定相談支援事業所 菅野元樹氏より)
・一般市民による事業所訪問について
・事業の協力依頼について
「訪問員の訪問を受け入れて虐待のない事業所にしていきましょう」という取り組みを開始。訪問員→福島大学、福島医大、福島学院大、聖母短大に募集。進路を決めていない学生や、福祉に興味を持ってもらうきっかけにもしたい。
学生対象に説明会予定(8.9月)
・今後、各事業所にメールでお知らせをしていく。

つばさ福祉会:古川
(質問)①トラブルや怪我があった時の保険はありますか?
②事業所までの移動等、謝礼又は交通費は出されるのか?
(答え)①今年度10月から開始を見込んでいるため今年度については予算がついていない
学生には負担をかけてしまうが、個人で社協のボランティア保険に加入してもらう予定。事業所については、加入している賠償保険で対応願いたい。
②現在協議中だが、部会内の方で手配する予定。来年度には予算がとれるよう、
協議しているところ。
大生信夫の里:木戸
(質問)学生さんは、訪問先の事業所を選ぶことができるのか?(サービス種別(グループホームがいいとか、放課後デイがいいとか)や、通所の作業内容等)
(答え)協議段階中。

議題

19次アンケート(木戸)
・新たに報酬改定について盛り込んでいく。時間をかけながらアンケート項目を修正していく。
・18次アンケートの報告書については、県内圏域にはお渡し済。
伊達市と福島市には持参し直接課長へ渡してきました。
なのはなの家:佐野(意見)
・集計が大変なので、グーグルホームで記入できる方法はどうでしょうか?
手をつなぐ親の会:佐藤
・研修会等で活用している。スマホ等、自分で入力できるようになっていて、データも分かりやすく簡単に出来ると思う。郵送代の節約にもなるので良い案だと思う。
なのはなの家:佐野
・ファーム案を作成してみます。
次回の定例会で意見を聞き、活用できるか検討してみる。
ろんど:丸子
・会費納入状況について(記帳し振込を確認する)
以前よりも振込事業所を把握しやすくなりました。

情報交換
〇 大萱荘(渡部)
・6/21~職員1名コロナウイルス感染。感染拡大なし。
・グループごとに分かれて、旅行を始める予定。
・毎年行なっていた、陽光会全体の夏祭りは今年度も全体での開催はせず、各事業所毎の夏祭り開催となる
〇 ボネール(谷野)
・ 感染者なく、みんな健康的に過ごしている。
・6/14 自由活動日。買い物やラーメンを食べた。あづまバラ園、ささき牧場でソフトクリームや食事をし、みんな満喫していた。
・7/1~2名の利用者がきゅうりの仕分け作業はじまる。
〇 ワークショップろんど(丸子)
・6/6 授産事業振興会の総会に出席。今年度からB型の平均工賃算定方式が変わった。¥10,000前後 → ¥15,000に変わったが全国的にみると低い。
福島県の平均工賃目標額¥20,000なので、どうやって上げられるのか検討していく。
・7/16まで県へ工賃向上計画シート提出。令和6年度は令和5年度の実績上がっているが、令和7年度、8年度はいかにして上げていくかは、結構難しい。
・昨年11月から弁当販売をしているが、材料が非常に高くなっている。
・6/8 ひびきの会総会。無事終了。
・7月から赤い羽根共同募金からの助成で送迎サービスを実施する。
・6/14 福島学院大の学生さん12名受け入れ実習済み。
・6/29 福島学院大、宮代キャンパスで日本精神保健福祉学会福島大会に参加。参加者用の弁当110個注文をいただいている。
〇HANA(鈴木)
・施設外就労、6/21~りんご、ぶどうの作業が始まった。
・7月の委託販売、土日が多くなる予定で、平日はメンバーさん頑張って製品を作っている状況。
・6月に岡部の弁当屋さんから350円で購入。メンバーさんから好評で美味しくいただいている。
・体調崩す方、メンバー職員今の所なし。
〇手をつなぐ親の会(佐藤)
・「これって虐待?」7/8開催予定。送付したチラシのQRコードから申込してください。
〇きらら(黒田)
・外出行事で茶や沼公園や十六沼公園に出かけた。
・屋内の活動でゲーム等を楽しめるようになってきている。
〇なのはなの家(佐野)
・5/31 福島交通に改善要望書を送った。合理的配慮があってもなかなか通じない。
・6/19 さくらんぼ狩り まるえ果樹園に行き、大変美味しかった。
・6/25 アオウゼにて 講演「福島おいしい水はどこから」大変勉強になった。
・7/14 福島市まちなか広場にて11:00~14:00 手話祭り開催、楽しい企画あり。
・8/3 伊達市保原市民センター 手話祭り開催。
〇ぽけっと(吉田)
・先月末コロナに感染した職員あり、5日間の入院となったが重症にならず無事復帰した。
【各種販売会】
・6/2 せのうえクリニックにて健康まつり参加。
・6/7 はま寿司にて新所員歓迎会。
・6/13 市役所ロビーにて、いきいきふくしマーケット参加。
・6/14 福島県授産事業振興会のアドバイザー派遣事業を活用し羊毛フェルト講習。
・6/15 道の駅ふくしまにて、いきいきふくしマーケット参加。
・6/16 道の駅安達にてそらのまち主催に参加。
・6/25 せのうえクリニック販売会に参加。
〇父の夢(国分)
・小グループ活動で外出活動を行なった
十六沼公園、あづま運動公園、中野不動尊を散歩、ジュース購入、アイスを食べたり、学習センターの会議室でコンビニの弁当を食べたりした。
・6/14 「仲間の会」利用者さんの自治会があり、役員選挙が行われた。
・ふくしま支援学校、大笹生支援学校、各1名ずつ実習生受け入れ。
・6/18職員1名コロナ感染。6/22職員1名コロナ感染・
〇新おおぞらの夢(岡崎)
・7~8人の小グループで、車2~3台に分かれて安達ケ原ふるさと村、茂庭ダム、白石城等へ食事も外で食べるなどして出かけた。
・感染症 溶連菌2名感染あり。
・赤い羽根共同募金の配分金で車(8人乗り)1台頂く予定。ただ、予定していたT社の生産が止まっていて入ってこない為、N社(日産)に変更した。
・移動支援について
利用者が家庭で不安定な場面あり、相談員に移動支援の外出を検討していただいたが新型コロナの影響で、移動支援を行える事業所や人が減っており、見つけるのが困難な状況との事。
・知的障害の方が入れる保険「生活サポート総合保障制度」
来年度、料金改正がある。JIC担当の佐々木様が各施設を回り詳しく説明をする予定。
説明会の補助制度があり、説明会参加者一人につき1,000円(30,000円上限)で補助金が出る。説明会開催予定ある事業所さんは、連絡くださいとの事。
○カラーの夢(五島)
・利用者21名となった。先日は他事業所の方が訪問してくれ一緒にひろばで交流した。
・第二計画としてグループホームの建設を予定している。
・毎月、防災訓練を実施しているが、今年2月実地指導にて、来年度から風水害訓練も実施するよう言われた経緯あり、今回、台風を想定した訓練を実施した。
窓ガラスから離れること、ブラインドやカーテンは閉めるなど訓練内で実施した。
・保険21名加入。生活保護を受けている場合、生保係から保険料としては生活保護から出すことは出来ないとの事。再度確認した所、節約をして保険に入るなら大丈夫ですと回答があった。今後は利用者全員に保険期間(更新する毎に)のコピーの準備を進める。
〇もちずりワーク(千葉)
・6月は感染症特になし。皆さん元気に通所されている。
・ウォーキングしたり畑作業では落花生を植えたり新しいことに工夫して楽しみを見つけながら、チャレンジしている。
・牛乳パックを使用し再生紙で手付きの紙フードを作成。
本物の和紙作りをしている工房さんから声がかかり、見学に行った。
〇報酬改定情報(古川)
・生活介護の時間区分について。(送迎)
今年4月、令和6年度報酬改定にて、生活介護事業所では時間単位になった。送迎時間の部分で、往復3時間以上の方の場合、一度に複数同乗させた送迎ルートの場合、同乗している利用者全員に1時間の配慮規程という形で利用して良いとのQ&A(6/4のV4)がだされた。厚労省がよしとしても、所轄ごとで考え方が異なる場合があるので、疑問に思ったことは問い合わせてください。
・福祉医療機構(WAMネット)への事業所報告6月末までです。忘れず報告して下さい。
〇大生信夫の里(木戸)
・古川さんの話にもありましたが、生活介護については送迎で悩まされている。利用者さん特性のスイッチが送迎時に入り、車に乗らない場合や、迎えに行っても玄関先で動かなかったりして、予定通りには進まないことが多い。送迎戻りがずれ込むと、そこからの記録作業も遅れ、結果残業が発生してしまっている。
・B型通所の利用者さんで、支援学校時代バスを利用して通学していた方も、卒業してから送迎を使うようになり、本来バスに乗れる本人の能力を奪ってしまっているのではと思うこともあり、希望とのすり合わせが難しい。車両が故障すると送迎がまわらない。
・トマト → 1棟は新しい苗植え。もう1棟も切り作業にはいる。
カビが発生し、毎年同じようには出来ない農業の難しさを感じている。
・グループホームで外出レク予定。
・相談支援センターが地区制になり、先日、担当地区の相談員より通所利用の相談あった。
・グループホーム男性の空きの問い合わせ多い。(大生GHは男性の空きなし)先日、庭坂に新しいグループホームができた情報得た。(特非テゾーロ運営)

※前回、通所利用者さんによるノルカカードのトラブルがあった件。その後の経緯について。
・5月29日 市役所へ相談(佐野・木戸) 障がい福祉課:菊地さん、鈴木さん内容説明。直接福島交通に経緯説明及び要望書をだしてみてはどうかとアドバイス受けた。
要望書提出。回答はまだない。テプラ等をカードに貼る事はダメとのこと。
(古川さんから佐野さんへ質問)
・ノルカカードの件について
他の都道府県で、その解決策をとっているところはあるのでは?
福島市の場合、バリアフリーの会等あるが、情報を調べたりされていますか。
(佐野さん)
・神奈川県の例で研修をしたことは見たが、福島市の情報は得てないです。
情報を探すのが足りなかった、今後も調べてみるようにいたします。
以上

次回:7月25日(木)10:00~
記録:ストロークハウス福島:正木

福島県北地区障がい福祉連絡協議会  事務局

〒960-8061 福島県伊達市水抜11
(NPO法人福島・伊達精神障害福祉会 就労継続支援B型 HANA 鈴木 真理)
TEL:024-584-2920  FAX:024-573-8170  Email:hana-hana@bz04.plala.or.jp